1年目第1週(・木造・不合格ランク②)
1日目(月)
部屋の大きさ、家具・什器の大きさを覚える。
課題条件にLDK何㎡以上や子供部屋何㎡以上等の条件が出される場合が有りますので、6畳は何㎡、10畳だと何㎡というのを覚えておくとプランニングの際、役に立ちます。

木造課題の場合、1マスが4.55mmの方眼紙です。部分詳細図以外の図面は100分の1で描く事になりますので、2マス×2マス で畳半分、0.8281㎡です。1辺2マスの正方形が0.8281㎡というのを覚えておきましょう。面積計算の際、○マス×0.8182㎡で計算すると、素早く面積が求められます。

上記が部屋の間取りでよく使用する畳数です。およそ何㎡になるのかを覚えておきましょう。木造課題は洋室の場合も、畳数で考えます。
次はマスを使って、家具・什器を描く練習です。

家具・什器等の大きさの大体の目安です。この他の家具・什器についても、マス目を使って描けるようになりましょう。
2日目(火)
構造部材の寸法等を覚える。
通信講座等を受講されている方は、そちらの寸法設定に従って下さい。

柱スパンと梁せいの関係を覚えましょう。
梁に柱が1本乗ると +30 、梁を1本受けた場合も +30 とします。
耐力壁(筋交い)は、1階は5㎡ごとに1カ所。2階は10㎡ごとに1カ所程度とします。
部材寸法等の設定は講座によってまちまちなので、各講座の設定で覚えましょう。
3日目(水)
通信講座 製図必勝プロジェクトの課題である平面図のトレース。
図面と作図時間を掲載していきますので、比較してみて下さい。
(注:2カ月後に不合格(ランク②)となる者の図面です。)
平面図① 製図必勝プロジェクト課題 作図時間=147分
平面図 | 立面図 | 断面図 | 床・小屋伏図 | 部分詳細図 |
90分 | 20分 | 20分 | 30分 | 25分 |
作図の目標タイムです。試験前にはこれくらいの時間での作図が要求されます。
4日目(木)
通信講座 製図必勝プロジェクトの課題である伏図、断面図、立面図のトレース。
(注:2カ月後に不合格(ランク②)となる者の図面です。)
伏図① 製図必勝プロジェクト課題 作図時間=73分
断面図① 製図必勝プロジェクト課題 作図時間=45分
立面図① 製図必勝プロジェクト課題 作図時間=34分
5日目(金)
通信講座 製図必勝プロジェクトの課題である部分詳細図のトレース。
近年は矩計図ではなく部分詳細図が要求されます。ただ、どの箇所が出題されるか分からないため、勉強の手間は変わりません。
製図試験は学科試験と違って、通勤時や昼休み等のすきま時間を使っての勉強がほとんど出来ませんが、部分詳細図の部材の名称、寸法、仕上げ材等はすきま時間を使って覚えましょう。
(注:2カ月後に不合格(ランク②)となる者の図面です。)

部分詳細図① 製図必勝プロジェクト課題 作図時間=76分
6日目(土)・7日目(日)
暗記用部分詳細図ノートの作成。
課題に合わせた階高、部材寸法、仕上げ材・下地材等を覚えるために暗記ノートを作成。
1年目の試験課題では、外壁の仕上げに指定がありましたので、その対策のためにも、様々な外壁の仕上げパターンを覚える事にも使用しました。
製図試験までわずかな期間しか有りませんので、すきま時間を有効に使いましょう。